暑気払いとは?時期は飲み会の頃かな食べ物でも暑さはしのげるの?
暑気払いとは?時期は飲み会の頃かな食べ物でも暑さはしのげるの?
さっそくですが、暑気払いの読み方は何と読むのでしょうか?
「しょきばらい」と読むのだそうです。
暑気払いとは、夏の暑さや体の熱を払うということでが、暑気払いの時期はいつ?暑気払いの時期は飲み会の頃なのか?暑気払いの食べ物はあるのか?そんな疑問を調べてみました。
暑気払いとは?
暑気払いとは、夏の暑さや体に溜まった熱気を払うという意味があるそうです。
暑気払いの類語は定められた言葉はなく、意味としては納涼会などがあります。
夏になると、スーパーなどで納涼祭などという言葉をよく耳にすることがあります。
納涼会・納涼祭と聞いただけでも涼しく感じるのは私だけでしょうか?
わたしは、しょきばらい(暑気払い)を、あつけばらいと読んでいて暑さを払うことと、意味だけは理解できていましたが、読めてなかったです。
暑くなってきたので、暑気払いにビアガーデンでもどう?などという会話をしますが、わたしは、暑気払いのゼリーが好きです。
透き通ってプルプルのゼリーは、本当に涼し気です。
家族で出来る暑気払いは、海へ行ったり、川へ行ったりすることですね。
今では、川でバーベキューなどできなくなってしまいましたが、30年前には川でバーベキューをしたり、川に入って泳いだりしました。
最近では、暑気払いも減ってきていましたので、おうち時間で暑気払いをするのもいいかもしれませんね。
縁台でスイカとうちわを持って暑気払いもいいですね。
子ども達を、ビニールプールで遊ばせるのもゆったりした気分になって、はしゃぐ姿に水しぶきも暑気払いになりそうな気がします。
昔の人は、行水を行ったりしたそうです。
昔のように、たらいにお湯や水を入れて体を洗うというわけではなく、体の熱気を取るために、水やお湯を浴びるのもいいかもしれないですね。
暑気払いの時期は飲み会の頃かな?
暑気払いの時期は、いつという日時や期間がはっきり決まっている行事ではないそうです。
ですが、ある程度の時期があるようで、「厳しい暑さが続く時期」が暑気払いの時期となっているようです。
ということは、暑気払いの時期は、飲み会の頃と言えますね。
だいたい、夏が訪れる6月下旬から8月下旬の頃と言えますね。
食べ物でも暑さはしのげるの?
暑気払いと言えば、飲み会ですが、暑気払いの食べ物はあるのでしょうか?
日本では、旬の食材を中心に食事を作っていますよね。
夏には、体を冷やすようなお野菜、きゅうりやスイカ、ゴーヤ、冬瓜、冬のイメージがあるカボチャなど、ウリ科の食材を使った料理が食卓に上がります。
スイカやきゅうりは、体を冷やし、利尿作用もあります。
ゴーヤには、ビタミンCが豊富なので夏バテに効果的です。
冬瓜は、冬まで保存が効くことからその名がついたと言われていて、古くから暑気払いに効果的な食べ物とされてきたということです。
また、カボチャは栄養が豊富です。
冷たく冷やした、カボチャの煮ものも美味しいですよね。
そして、これも冬に飲むイメージですが、夏の季語でもあり、江戸時代には暑気払いに飲む習慣があったという、甘酒は、飲む点滴とも言われるほど栄養価が高いので冷やして暑気払いに飲むとよさそうですね。
夏に涼しくなる食べ物と言えば、氷ですね。
今では当たり前に氷が食べられる時代ですが、昔は冷蔵庫もなく氷は貴重なものでした。
店先に、かき氷の旗を見るだけでも涼しさを感じますね。
夏の暑い期間に、おうち時間をかき氷で暑気払いするのも風情ですね。
暑気払いの期間中には、七夕や土用の丑の日などの行事もあって、七夕ではそうめんが土用の丑の日にはうなぎ、または、うの付く食べ物が行事食とされているのも、暑さをふりはらい、夏バテ予防につながる暑気払いになる行事だと思いました。
まとめ
暑気払いとは?時期は飲み会の頃かな?食べ物でも暑さはしのげるの?と言うことで調べてみましたが、暑気払いの中には、夏の暑さをしのぐ為の昔からの風情が受け継がれているのですね。
夏の暑さや体に溜まった熱気を払うことを、暑気払いと言い、今では飲み会が行われる頃の時期、6月下旬から8月下旬の期間に食べ物や冷たい飲み物で、体の熱気を払いのけ元気に夏を乗り越えようということですね。
夏の暑さを、クーラーだけに頼らず、行水やかき氷などで涼をとるのもいいかもしれないですね。
夏にそうめんも食欲のない時期の暑気払いともいえるのですね。
日本の行事は、風情があっていいなと感じました。
今まで調べたことなどなかったですが、色々調べることで日本の1年を趣のあるものにできそうな気がしました。
そして、同時にこの日本の四季折々の行事やイベントを子ども達にも伝えて行きたいと感じました。
暑気払いを飲み会にとどまらせずに、家族の行事として暑い夏を涼しく楽しく過ごせるように常に、暑気払いを意識したいと思いました。